2020年はコロナウイルスによって生活が激変しました。
毎年、冬に流行するインフルエンザとは比べ物にならないほどの大きな脅威です。
私が、医療現場以外の日常生活で、必需品としているのがアルコール成分の入った衛生商品です。
品薄状態が続く中で、最近よく目にする「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」についてまとめました。
結論、この商品は間違いなく“買い”です。
この記事の信用度のために自己紹介します。
- 医療の現場での経験が18年
- 感染対策チーム・リスクマネジメントチームに所属
- 県職員・保健所職員として公衆衛生の現場経験
このような経験した私が日常使いのアルコールハンドジェルとして、「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」をご紹介します。
この記事を読んでもらいたい人
- アルコールハンドジェルを買いたい人
- コスパのいいコロナウイルス対策を知りたい人
- 「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」の使用感を知りたい人
この記事を読むとわかること
- 医療従事者が「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」を使ってみた感想
- 「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」の効果は?
- 「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」化粧品
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「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」の感想と効果と口コミ|医療従事者が使ってみた
日本では、手洗いやマスク着用等が感染予防や咳エチケットなどの観点から、たびたび注目される環境があってか、アメリカやヨーロッパほど感染拡大していません。
特に手洗いはとても大切で、できる限り行いたいものです。
ただハンドソープなどで手洗いができないときにどうしているかというと、「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」を使っています。
結論、この商品は間違いなく“買い”です。
この商品の使用感
- 簡単に使えて非常に便利
- アルコール成分入っている安心感
- なるべく接触を減らす意識付けの効果
今回はこれまで注目されてこなかった衛生商品の中でも、最近よく目にするようになった「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」について使用してみた感想などをまとめました。
なぜこの商品が“買い”なのか説明していきます。
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医療従事者が使ってみた「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」の効果と感想
まず、この「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」は化粧品の分類です。
医薬部外品ではないということは、法律上「除菌・消毒」など効果がある内容の使用ができないということ。
この商品自体は、アルコール洗浄タイプの化粧品としての販売をされています。
ではこの商品「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」の成分を見てみます。
エタノール
主成分(濃度は56~59%程度)
グリセリン
保湿剤
水
希釈の為
EDTA-2Na、カルボマー、TEA
調整剤など
メチルパラベン、フェノキシエタノール
防腐・殺菌剤
このようにエタノール濃度は60%以下なので、推奨される濃度以下です。
保湿剤にグリセリンも含まれるため、保湿効果も期待できるような商品になっています。
米国疾病予防管理センター(CDC)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止に推奨しているガイドライン
- 20秒間、石鹸と水で手を洗うこと
- 60から95%のアルコールを含むアルコールベースの手指消毒剤を手が乾くまですり合わせること
厚生労働省ではアルコール消毒液不足を受けて、アルコール濃度が高いお酒(度数60度台の製品)も消毒液の代用とすることを特例として認めています。
医療現場以外の日常生活の中で、この商品を、2本1000ml使い切りました。
使用環境としては、一般的なサラリーマンや専業主婦の方が、日々の生活環境で使用するであろう状況と同じです。
手洗いができる環境では手洗いを優先し、買い物など不特定多数が利用する場所の利用後に「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」を必ず使用しました。
この商品を使って感じた効果
- 手洗いができない環境でもアルコール成分(56~59%程度)入りの商品を使えると安心。(ただ私の場合には、90%のアルコール濃度の商品を使用しても、顔を触ったり飲食する前には必ず手洗いを行う習慣がある。)
- 500mlという大容量なのでたっぷり使えるので、使い勝手はいい
- むやみに手で触れたりすることないように心がけるようになる
- 意識的にたっぷり使用しましたが、肌あれなどの肌変化は見られませんでした。
- ジェル独特のべた付きがないのが嬉しい。
注意点
この商品でコロナウイルスを防げないので感染リスクを考慮する必要がある。
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感想と口コミ|「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」は医薬品でも医薬部外品でもなく化粧品
この「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」のポイントは、分類が化粧品であるということ。
医薬部外品であることが多いアルコール成分の入った商品と区別が必要です。
大きなポイントは、先ほども触れましたが法律上「除菌・消毒」など効果がある内容の使用ができないということ。
ただ小売店や販売店では、「除菌・消毒」などの効果があるとコピーや広告をしていることもあるようです。
これには東亜産業も対応をしており、令和2年04月06日の日付で小売店・販売店向けに注意を促しています。
「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」の口コミやレビューを紹介しますが、この部分の認識が人それぞれであることもわかります。
化粧品の分類であるにも関わらず、店舗によって「除菌・消毒」などをうたっているところもあり、情報が正しく伝わっていないということも起きているようです。
「アルコールハンドジェル」の高評価・口コミ&レビュー
「無臭で、べた付かず使い心地がいい!この値段とこの容量であればコスパもいい。」
「この商品とあわせて、しっかり手洗いもすることもお勧めします」
「除菌商品等が品薄状態で無いよりはよいかと子供のために購入。アルコール度数を気になさる方は別商品を購入すればいい」
「毎日頻回に使用していますが、手が荒れることなく使えるので安心感があります。リピート購入3回目です。」
「アルコール度数60%弱なりの効果を期待したい気持ち。」
「WHOも50%以下は効果がないと言ってましたが、少しでも効果があると信じて使う」
「1日に何十回と手洗いの繰り返し。保湿性までは望まないが、とりあえず安心を買った」
「両親のために購入。商品の効果がどうであれ、意識を変えるきっかけになってくれれば」
「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」はアルコール濃度が約56~59%。
理解して購入している人、現在の状況であれば最善策という人、品薄状態だからとりあえずという人、さまざまですがある程度納得して使っているようです。
<h3>「アルコールハンドジェル」の低評価・口コミ&レビュー</h3>
「アルコール度数が表示されておらず、消毒という文字がなくて洗浄と書かれている。」
「アルコール含有量が60%未満なので除菌・消毒の効果に疑問があります。」
「大容量ですし、60%以上ならば購入したいですが。」
やはり悪い評判や口コミにはアルコール含有量の少なさ、除菌や消毒の記載が無い事などを気にしているものが多いです。
正しく商品の分類などを知り、医薬部外品ではなく化粧品だが、56~59%のアルコール濃度があることを理解して購入・使用しましょう!
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まとめ|「アルコールハンドジェルの感想と効果と口コミ|医療従事者が使ってみた」
医療従事者がアルコールハンドジェルを使ってみた感想
「東亜産業(TOAMIT)のアルコールハンドジェル」はコロナウイルス対策として、マスクと同じで“リスクを軽減できる”という感覚で使用してすること。
この考え方をするならば、アルコール濃度56~59%・容量500mlというのは好印象です。
- べた付きがない
- 手荒れもしにくい
- たっぷり使える
- コスパが良い
- 手に入りやすい
結論、これは間違いなく“買い”である商品です。